こんにちは!エアトリの海外航空券販売担当です!
ハワイ州観光局主催のハワイ島視察ツアーに参加してきました。
”サミット”と銘打つ、現地サプライヤーやホテルとのトレードショー、ハワイ島の見どころを観光する盛沢山の視察ツアーでした。
コナ空港に到着、飛行機から降りると容赦なく太陽が降りそそぎ、”あつい”の一言です。
空港はロッジのような作りで、ハワイ島ならではのかわいらしい空港です。
1日目、午前中は現地サプライヤーとのトレードショーです。
参加サプライヤーは25社!
マリンアクティビティーやヘリコプターチャーターツアー、火山見学などの鉄板モノや、珍しいところでセグウェイレンタルや最近流行りのジップラインを取り扱う会社もありました。
どのサプライヤーさんもハワイ島の魅力を伝えたい熱い思いをお持ちで、「ホノルルも良いけど、ハワイ島も見てほしい!」の意見が非常に多く聞かれました。
昨年の火山噴火でダウン傾向だった渡航者も戻り始め、ハワイ島は息を吹き返しています。
現地の方々と接し、そう強く感じました。
午後は、ハワイ島及び近隣諸島のホテルが一堂に会したトレードショーです。
参加ホテルはなんと41ホテル!
休憩する間もなく引っ切りなしにプレゼン希望のホテルさんがブースを訪れます。
どのホテルも魅力的ですが、それぞれに売りを持っており、みなアピールが強い!
自分のホテルに自信があり、是非とも日本の方々に来てほしいと願っています。
午前中にマーケット状況のアップデートがあり、そこではハワイ島の日本マーケットが弱く、何とか盛り返すためにハワイ島の魅力を知ってもらいたいと願っています。
そういった思いが、午前中の現地サプライヤーや午後のホテルのプレゼンに現れ、熱意とやる気、そして自信を感じました。
多くのハワイ島の関係者とコミュニケーションをとることができ実りある1日目でした!
2日目、いよいよハワイ島視察です。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジに集合し、そこからバスに分乗して視察に出発です。
車窓からは、溶岩でできた大地が広がり雄大です。
標高が上がるにつれ緑が増え、裾野との景色の違いに面白さを感じました。
色で表現すると下は黒で上は緑といった感じです。
山道を突き進んで到着したのは、ハワイ火山国立公園です。
バスを降りた途端、冷たい空気が体を包み、本当にハワイ島なのかと疑うような気温差です。
国立公園では火口付近を見学することができます。
幾度となく噴火してきた火口を見ていると恐怖感と好奇心の入り混じる複雑な気持ちになりました。。。
国立公園を後にし、これから向かうのは立入禁止である溶岩流が襲った区域です。
付近一帯は溶岩が冷え固まり、おどろおどろしく荒涼とした様相を呈していています。
1年以上たった今でも地熱を感じるほどで、当時の状況は想像を絶するものであったのだろうと思います。
地面には亀裂が入り、今でもガスが噴き出していて、自然の驚異を感じずにはいられません。
溶岩に燃えつくされた家屋跡を目の当たりにした時には、言葉を失いました。
被害者の方の話では、この地で溶岩や火口の見学ツアーを作り、その収益を復興資金として運用するプロジェクトを進めていることを聞きました。
この状況下でも力を合わせ前向きに取り組む姿勢・姿に感銘を受けました。
溶岩の上を歩いているときに見つけた小さな緑には、生命力の強さを感じ、未来を感じました。
視察を終え向かったのはウェスティン・ハプナビーチ リゾートです。
ここではグランピングを体験しました。
ホテルの敷地内に設置されたテントで食事をしながらサンセットを眺め、緩やかな時間を過ごすことができました。
芝生の上で胡坐をかき、ハワイ島の話をしながら飲むお酒は格別でした。
いまブールとなりつつあるグランピングは新しい旅行商材として成り立つものと感じました。
特に忙しく働く毎日を送っている方には、是非とも体験していただきたいです。
心も体も癒されます!
初めてのハワイ島は、自然の驚異と自然の素晴らしさの両方を体験させてくれました。
このような貴重な経験をさせていただき、ハワイ州観光局のみなさま、ハワイ州の関係者のみなさま、本当にありがとうございました!