アメリカ デンバー&セドナの旅 デンバー編

こんにちは。エアトリで航空仕入を担当しています。
皆さんが旅行先を選ぶ決め手は何ですか?
観光、ショッピング、美味しい食事にお酒、自然、スポーツ。それらが楽しめるおすすめの2都市がアメリカのデンバーセドナです。

コロラド州の州都であるデンバーは、アメリカ西部の中心に位置し、ロッキー山脈への玄関口になっています。標高1マイルの街(5,280フィート/1,609m)で、マイルハイシティとも呼ばれています。
訪れてみると非常にコンパクトで市内観光も歩いて回ることができ、年間300日以上晴天で青空が広がり、遠くには壮大な山々が見渡せる自然豊かなとても素敵な街でした。
5つのテーマに分けて見どころをお届けしたいと思います。

デンバーへのフライト
唯一の直行便が飛ぶユナイテッド航空で成田からデンバーまで約10時間30分。
成田空港ではラウンジ「ユナイテッドクラブ」も体験してきました。
とても広く、窓際の席からは飛行機を眺めながら食事やお酒を楽しめます。シャワーブースもあり、タオルやアメニティも揃っており、搭乗券と交換に鍵を受け取り利用できます。仕事の後に成田へ直行したので、すっきりして飛行機に搭乗することができました。 

今回はエコノミーの中で、通常よりも最大12cm足元が広くなっている「ユナイテッド・エコノミープラス」のシートを体験してきました。12cmって少しじゃない?と思うかもしれませんが、身長160センチの私が足を組んでも前の座席に足がつかず、ゆったりと空の旅を楽しみました。

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ユナイテッド・エコノミー・プラス

空港からのアクセス
デンバー国際空港から市内のユニオン駅までの移動は電車がおすすめ。
途中停車駅6駅、37分で到着でき、街中へのアクセスはとても便利です。
電車に乗るには、ウェスティンホテル側にあるエスカレーターで1階に降りると目の前にホームがあります。

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デンバーステーション
チケットは自動券売機で購入できます。車内でスタッフさんがチケットチェックに来ます。左側にクアーズ球場が見えてきたら、ユニオン駅はもうすぐ!


① Western Historyを学ぶ・感じる
コロラド歴史博物館では過去と未来のつながりをハイテク技術と体験型の展示を通して見ることができます。

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ちょうど2019年は140周年でした。
1880年代の採鉱場にてダイナマイトに点火体験も。光る場所を覚えて赤いボタンを押すと爆発する音がします。
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ダイナマイト点火体験
農家や干し草置き場が再現模型があったり、スキー・ジャンプのシュミレーターもあり、思わず子供のように楽しんでしまいました。ダウンタウンからも徒歩で行けます。
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エントランスには各国の言葉が



ウェスタンシャツを見つける

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ロックマウントランチウェア
アメリカでのウエスタンシャツの代名詞的ブランドとして、その認知度は圧倒的なウエスタン・ファッションの先駆者的存在です。建物は 1909 年に建てられたヒストリックランドマークになっていて、店内は豪華な刺繍で華やかなウェスタンシャツがたくさん。ハリウッド俳優も顧客にいるそうですよ。カウボーイハットやブーツ、バンダナなど所狭しと並んでいます。デンバーへ来た記念に1着いかがですか。


デンバーユニオン駅で遊ぶ
大がかりな改修を経てデンバーユニオン駅は、ダウンタウンの中心としてエキサイティングな場所に生まれ変わりました。1881年に建造された歴史あるこの駅は、交通の拠点となり、駅構内、また駅周辺にホテル、レストラン、バー、コーヒーショップ、アイスクリームパーラー、ビアホールなどが軒を並べています。
テーブルやソファがあり、真ん中のスペースで演奏をしている人たちがいたり、夜は観光客だけではなく、地元の人たちもお酒を買ってここで飲んでいたり、昼夜問わず賑わっていました。


② 美味しい食事&クラフトビール
コロラド州はビールの年間生産量が全米第一!特にデンバーは1日に200種類以上のビールが醸造されているのです。ロッキー山脈から湧き出る美味しい水から作られるので、納得の美味しさですね。

ブルー・ムーン・ブルワリー
今回はライノ地区にあるブルー・ムーン・ブルワリーへ行き、ビールのテイスティングと食事をしてきました。

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ブルー・ムーン・ブリュワリー
ベルジャン・ホワイトというベルギーの伝統的な醸造方法で作られたビールがベースになります。
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ビールのメニュー
せっかくならいろいろな種類を味見したいと思い、4種お好みで選べるメニューにしました。
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左からPassion Fruit Saison/Blueberry Berliner/Blood Orange Pale Ale/West Coast
個人的には苦みが少なくフルーティーパッションフルーツのビールが好みででした。ブラッドオレンジのビールもふわっとオレンジの風味がし、飲むと香ばしさもあり美味しかったです。

食事もサラダ、バーガーやサンドイッチが揃う中で、スパイシーインドネシアピーナッツヌードルを注文しました。カレースパイスが使われていてピリッと、でも野菜とエビがたっぷり入っていて、ビールがすすむ1品でした。ここでのテイスティングでしか飲めないビールもあるので、ぜひスタッフさんに相談しながら美味しいビールを堪能してください。

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RiNo地区のアート
ここRiNo地区はアートディストリクトと呼ばれ、近年古い街並みをいかし、いたるところに壁画が描かれていたり、昔の倉庫をリノベーションして、オシャレなカフェやマーケット、お店にしたりと変貌をとげています。ブルワリー巡りの間にアートも楽しんでみましょう。


ザ・キッチン・デンバー

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The Kitchen
Farm to Table をコンセプトにしたお店。メニューは旬の物を使いシンプルに素材の美味しさを楽しめるお料理がたくさん。ここではサラダ、ラム肉のミートボール、ステーキ、そしてデザートを楽しみました。
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ボリュームのあるリブアイステーキ
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トマトソースととても合うラムミートボール
16 ストリートモールにあるLoDoエリアの真ん中にあるためアクセスも良く、ガラス張りで店内も明るくカジュアルな雰囲気が素敵なレストランです。


TAG レストラン
もうひとつおすすめのレストランはこちら。ラリマー・スクエアにあるTAGレストラン。ハワイ出身のシェフ、トロイ・ガードによるこだわりと、アジアにインスパイアされたアイディアと、地元コロラド産の素材が生み出すコンチネンタル「ソーシャル・フード」が魅力的。
少し暗めのシックな雰囲気の店内で、奥にあるオープンキッチンの前のテーブルに案内されました。

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Tagレストラン
ここではタラのみそ焼きを注文しました。柔らかくてほろほろと口の中で崩れ、淡白なタラに味噌のソースが合うのです。
f:id:airtrip_staff:20190807144531j:plain日本食ではないのですが、どこかホッとする味が楽しめるレストランです。


ミルク・マーケット

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ミルク・マーケット
コロラドシェフ、Frank Bonanno が運営する 16 店舗入った食のマーケットプレイスアメリカでも 1 人のカリナリーマスターが率いるマーケットプレイスは珍しいです。ここでは、人々が買物、飲食、そしてセレブレイトできる人気スポットです。


③ アート&カルチャー
デンバーではいたるところでアートを目にします。

デンバーのアイコン ブルーベア
街を散策しながら、コロラド ・コンベンション・センターへ行くと外の窓から中を覗き込む巨大なブルーベアが見えてきます。人気の撮影スポットです。

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ブルーベア


ビルそのものが芸術品といえるデンバー美術館

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デンバー美術館
ダニエル・リベスキンド設計による特徴的な建物の美術館は幅広いコレクションと世界クラスの展示物がたくさんあります。ギフトショップでは芸術にインスパイアされたユニークなジュエリー、書籍や、ブルーベアのフィギュアも販売しています。子供向けのアート・プログラムもあるのでぜひご家族でアートに触れる1日をお楽しみください。
年に2回イベントがあり、2019年の秋から冬にかけてはモネの作品が展示されるそうです。この時期に行く方は必見ですね!


④ やっぱり外せないショッピング

デンバー・パビリオン
ダウンタウン中心地にあるショッピング、ダイニングとエンターテイメントの複合施設です。16ストリートモールを走る無料バス「モールライド」を利用すればアクセスも便利。

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モールライド
ここにしかないショップやブティック、人気のナショナルブランドに加え、ボウリング、映画、ライブ音楽が楽しめるし、レストランも充実!「アイ・ハート・デンバー・ストア(2階)」は地元デンバーで作られたもののみを集めたショップ。売り上げの 7 割が制作者である 135 名の芸術家やデザイナーに還元されています。
「RockeyMountain Chocorate Factory」もオススメ。
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RockeyMountain Chocorate Factory
コロラド州で生まれたチョコレートのお店です。ショーケースにはまるごとりんごをキャラメルでコーティングしたものや、ナッツを包んだチョコレート、トリュフなどとっても美味しそうなチョコレートがたくさん並びます。散策の合間に甘いチョコレートを食べると疲れも吹き飛びます!f:id:airtrip_staff:20190807144411j:plain


チェリー・クリーク・ショッピングセンター
ニーマンマーカスなどのデパートが入っており、高級ブランドからファッションはもちろん、コスメ系まで160以上のショップやレストランでショッピング好きにはたまらないスポットです。
papyrus」では壁いっぱいに可愛らしい、おもしろいカードやカラフルなペーパーが並びます。

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可愛らしいカードがたくさん並ぶ
わたしも友人や家族用のバースデーカードを購入してきました。


デンバーならではのアクティビティ

レッドロックス公園&野外劇場は外せません! デンバーから西に 車で30 分の距離にある自然に形成された世界的にも有名な屋外音楽ステージは必見です。天然ながら音響も完璧な野外劇場は世界でもここだけで、有名アーティストたちもここでライブをしたことがあるそう。
ハイキングトレイルもあり、朝から多くの人でにぎわっていました。

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上から見下ろすと少し怖いくらい高さがあります。
コンサートだけではなく、この観客席を使ったヨガイベントもあります。滞在する日にどんなイベントがあるのか、ぜひスケジュールをチェックしてみてください。


⑥ スポーツ観戦を楽しむ
デンバーでは全米4大スポーツスポーツが勢ぞろいしていて、試合がある日はユニフォームを着た人たちであふれ、街全体が盛り上がります。
クアーズフィールドでのメジャーリーグの試合を観戦してきました。
この日は対戦チームには日本人投手も!大きな声で応援してきました。
ホットドックやチーズとサワークリームたっぷりのナチョスクアーズビール片手に楽しんでみてはいかがでしょう。アメリカではみんなピーナッツを食べながら観戦していました。(足元にピーナッツの殻がたくさん・・・)f:id:airtrip_staff:20190807144631j:plain


デンバーで見かけたあの乗り物は??
自転車のシェアリングサービスをもありましたが、街のいたるところでこの乗り物を見かけるのです。f:id:airtrip_staff:20190807144506j:plain電動スクーターのシェアリングサービスです。
アプリ上でどこに空きスクーターがあるかを見ることができ、QRコードをスキャンし、利用開始、終了、精算までできるのです。日本にはないので試してきました。初めはバランスをとることやハンドル操作が難くて少し怖かったです。人気のない広い道で練習し、慣れてくるとスムーズに乗りこなせました。返却場所がどこでもよいということもあり、野球の試合の日は球場近くにたくさん乗り捨てられていました。※利用の際は安全に気を付け、自己責任でお楽しみください。


ユニオン駅目の前!キンプトンホテルボーン」
ユニオン駅に着いて電車を降りるとすぐのこちらのホテル。駅周辺のレストランでの食事やクアーズフィールドへ野球観戦も徒歩で行けます。Whole Foodsも信号を渡るとすぐ、16ストリートモールを走る無料バス「モールライド」のバス停もホテル脇という抜群の立地。
エレガントな雰囲気で、ロビーには常時フレーバーウォーターが置いてあり、朝はコーヒー・紅茶、夕方のレセプションではワインも楽しめます。

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Kimpton Hotel Born ロビー
ホテル内を歩いていると木の香りが感じられ、とてもリラックスできます。f:id:airtrip_staff:20190807144314j:plain
お部屋は広めの作りで、スーツケースを広げてもゆったり過ごせます。
ヨガマットがあったので、長時間の飛行機移動やウォーキングツアーで疲れた体をストレッチするのに使用しました。
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レストラン「Citizen Rail」は朝食から夕食、バーでのお酒も楽しめるため、いつもにぎわっています。
フィットネスジムもあり、旅行中の運動不足解消にもちょうどいいですね。f:id:airtrip_staff:20190808162904j:plain


こうしてマイルハイシティの旅が終わりました。
この後はユナイテッド航空デンバーからセドナへの入り口、フラッグスタッフ空港へ移動してセドナの旅が始まります。

www.skygate.co.jp